自然

自然 · 2026/06/03
昨年6月、「おたふく紫陽花のある初夏」というブログを天王森泉公園ホームページに掲載しました。 自然をこよなく愛する三島柴胡さんから、おたふく紫陽花の写真を一枚いただいたことが、そのブログのきっかけでした。...

自然 · 2026/05/27
5月27日。 初夏の湿り気を含んだ風が、天王森の草木を静かに揺らしています。 大池の上では、今年も蛍たちが姿を見せ始めました。今夜確認できたのは二十匹ほど。桟橋の下、水際の草陰、暗くなるほどに、ぽつり、ぽつりと小さな灯りが生まれていきます。 蛍の光は、強く辺りを照らすわけではありません。...

自然 · 2026/05/17
 初夏の光が、見晴らしの丘いっぱいに降りそそいでいます。  空はどこまでも澄みわたり、風はやわらかく、丘を渡るたびに草木が静かに揺れていました。  そんな丘の上で、今年も山法師が花を咲かせています。  天王森泉公園の見晴らしの丘には三本の山法師があり、それぞれ少しずつ表情が違います。  一方は、透き通るような純白。...

自然 · 2026/03/25
 春の気配が日に日に濃くなる竹林で、4月12日に開催予定の竹の子まつりに向け、筍の発生状況を観ています。  先週の時点では、確認できた筍は9本。まだ地面から顔を出したばかりで、先端が赤く細いものが多く、とても食用に適した状態とは言えませんでした。  それから1週間。...

自然 · 2026/03/19
 3月15日の冬の野鳥観察会。  いつもご参加くださるボランティアさんから、うれしい知らせをいただきました。 「甘菜(アマナ)、咲いたわよ」  その一言に背中を押され、さっそく様子を見に向かいました。  甘菜という花  甘菜は、早春に白い星形の花をひとつ咲かせる多年草で、日当たりのよい草地などに自生します。...

自然 · 2026/02/26
 まだ冷たい風が木立の間を通り抜け、冬の気配が色濃く残る頃。  それでも、やわらかな陽ざしが少しずつ力を増し、天王森泉公園には、静かに春の気配が広がり始めています。  雨で落ちた梅の花ビラの片隅で、今年も雪割一華(ゆきわりいちげ)が花を咲かせました。  地面を這ったような葉の間から、そっと持ち上げるように伸びた細い茎。...

自然 · 2026/02/09
2月8日、TOCさんから、雪に包まれた天王森泉公園の写真とビデオが届きました。 そこには、音を失った森の、静かな冬の物語が写っていました。  白梅や河津桜は、咲いた花の上にそっと雪をのせ、厳しい寒さの中でも春を忘れない強さを感じさせます。  横殴りの風に運ばれた雪は木肌に張り付き、一本一本の木が、自然が描いた墨絵のように浮かび上がります。...

自然 · 2026/01/08
 冬の朝、天王森泉公園の野の花苑を目指して坂道を上っていくと、大池のほとりに大きなシモバシラが姿を現しました。この日は今年二番目の寒気が訪れた特別な朝で、これまで見た中でも最も大きなシモバシラが育っていたのです。...

自然 · 2025/12/24
毎年この時期になると、楽しみにしている風景があります。 弁天坂へ向かう裏門の石垣の上に、ひっそりと、けれど確かな存在感をもって咲く花――吉祥草(きちじょうそう)です。 吉祥草は、中国の言い伝えでは「この花が咲くと、その家に良いことが起こる」とされる縁起の良い植物。...

自然 · 2025/10/22
 今朝の泉館は、しとしとと降る秋雨に包まれていました。  裏庭に廻ると、アカシデの根元にドクダミや岩ヒバが寄り添い、その葉一枚一枚が雨粒をまとって、まるで銀の粉を散らしたようにきらめいています。 日陰では、ヒカゲノカズラやソテツが静かに息づき、薄靄のような雨の景色の中で、ひっそりとその緑を深めていました。...

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