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準絶滅危惧 タンスイベニマダラ

 ワサビ田に新しく入ったボランティアさんが見つけたものが、準絶滅危惧タンスイベニマダラの可能性が高く、その取扱いをどうしたら良いのかとの相談を受けました。  以前から「赤茶色の藻は珍しいものだよ」と伝えられていましたが、絶滅危惧種までは考えていませんでした。 急遽、横浜市環境創造局の方へ問い合わせ、取り扱い方法を伺いました。

 タンスイベニマダラは、淡水に生息する紅藻の一種で、水中の日陰の石上にへばりつくように赤い斑点を形成して、ほぼ一年中生育しています。 水質のきれいな水域から見出される ので、水質環境の指標生物とされ

いるようです。

 環境創造局の回答として

天王森泉公園のタンスイベニマダラは、市内で有数の密度、見やすさと感じていること。 

 陸域調査を今年(現在調査中)4年前、8年前も古民家脇の水路に多数確認済みとのこと。

 これまで通りの管理で、8年は継続して見られているので、あまり気にせず日常管理をしていれば良い、とのお返事でしたのでホッとしました。 泥など溜めず軽く掃除をして、大事に見守っていきます。