天王森の田んぼでは、2025年も自然に寄り添いながら、黒米と黒豆が育ちました。
6月1日に田植えを行った古代米・黒米は、9月20日に稲刈りを迎え、田んぼのアゼでは6月中旬に種をまいた黒豆が、季節とともに実りを重ねました。
黒米は古代米の一種で、ぬか層に青紫色の天然色素「アントシアニン」を含んでいます。外側は黒く、中は白色。白米に少量混ぜて炊くと、ほんのり紫色に染まり、もちもちとした食感が楽しめます。
一方、黒豆もまた、黒い皮にアントシアニンを含み、イソフラボンやビタミンEなど、20種類以上の栄養素を持つ滋養豊かな豆です。8月には畔に薄紫色の花が咲き、秋には枝豆として、冬には黒豆として収穫されました。
米と豆を同じ田んぼとアゼで育てる――
天王森ならではの里山の知恵と循環の中で、どちらも無農薬・無化学肥料で大切に育てられています。
黒米、静かな田んぼの時間が、そのまま詰まった「黒い恵み」を、ぜひ味わってみてください。




