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水辺で遊ぼう生き物観察会

 台風通過後の蒸し暑い8月最初の日曜日、天王森泉公園と境川遊水地公園との共催による「水辺で遊ぼう生き物観察会」が開催されました。

 会場は毎年恒例の和泉川・鍋屋橋付近。夏の人気イベントとして、今年も多くのご家族にご参加いただきました。

 今年は7家族20名が参加し、指導はNPO法人「Dream eggsゆめたま」主催の相川健志さんと学生さん1名です。

  相川さんの軽快な説明と実演を交えながら、川の中で魚やエビの捕り方を学びます。最初は恐る恐る川に足を入れていた子どもたちも、あっという間に夢中に!

  網を片手に川を探ると、次々と生き物たちが姿を見せてくれました。

捕まえたのは、タモロコやオイカワ、ハゼの仲間のヨシノボリやボウズハゼ、また、事前に仕掛けていた網に掛かっていた大きなウナギなどの魚たち。

エビの仲間ではヒラテテナガエビやテナガエビ、貝の仲間ではカワニナやシジミ、ヌマガエルやヤゴの仲間など、多彩な生き物が集まりました。(詳細説明のビデオを下記に添付「和泉川の生き物説明する相川さん」)

 捕まえた生き物は水槽に移し、相川さんから種類や特徴、生態についての解説を聞きます。子どもたちは真剣な表情で耳を傾け、「多くの生き物と触れ合い楽しかった」「生き物を見れて楽しかった」と感想が相次ぎ、生き物との距離がぐっと近づいたひとときとなりました。

 観察が終わったら、生き物たちはみんなで川に返します。「大きくなってね!」と声をかけながら、川へ戻す子どもたちの笑顔が印象的でした。

来年もまた、皆さまと一緒に水辺で楽しいひとときを過ごせることを楽しみにしています。