
2025年6月5日
雨天のため延期していた生き物自然観察会を、本日ようやく開催いたしました。朝から初夏の太陽がサンサンと降り注ぎ、緑がいっそう鮮やかに輝くなか、一般参加のご利用者11名とボランティア5名が集まりました。
玄関前では、鉢植えのノササゲを観察しながらスタート。野の花苑では、アマガエルの大きさにみなさん驚きの声! 初夏ならではの生きものとの出会いがたくさんありました。
その後、竹林ではオオハンゲの観察を行い、自然の造形美に触れる時間に。
野の花苑に戻ってからは、ノアザミの花や、弁天坂のナンテン、見晴らしの丘でのアンズはとても酸っぱくて、思わず顔をしかめる参加者も(笑)自然の中で笑い合い、発見し、学びあう貴重なひとときとなりました。
初夏の光がきらめく森のなか、雨天延期のハンデを乗り越えて実現した自然観察会。ご利用者のみなさんの「また参加したい」「普段の散歩でも鳥たちの声をもっと聞いてみよう」というお声が、今回の一番の成果かもしれません。自然の素晴らしさを一緒に感じられる喜びを分かち合えたことに、スタッフ一同心から感謝申し上げます。