
今週土曜日の代掻きに向けて、いよいよ荒おこしした田んぼに水を入れ始めました。今年も田んぼシーズンが本格的にスタートします。
天王森泉公園の田んぼでは、今年から"D田んぼをもち米から黒米に変更することにしました。これにより、水抜きを早く行えるようにするための工夫として、"C田んぼから排水溝までパイプを通す工事を行いました。
具体的には、隣を流れる水路のコンクリート壁約5センチに穴を10カ所以上、コンクリートドリルで開け、そこに塩ビパイプを通す作業です。このパイプが排水管となり、田んぼからの水をスムーズに流す仕組みです。
作業は田んぼグループのボランティア一人で「今日中には終わりそうもないな」と言いつつ、汗を流しながらコツコツと穴を開けていました。単純な作業のように見えて、コンクリートに穴を開けるのはなかなかの重労働ですが、少しずつ形になってきています。
こうした地道な準備が、美味しいお米作りの土台となります。今年も多くの方に天王森田んぼの恵みを届けられるよう、しっかりと田んぼを育てていきたいと思います。