
新緑がまぶしく風に揺れる5月、爽やかな晴天の朝。もともと毎月第一火曜日に予定していた生き物調査観察会ですが、雨天のため延期となり、本日無事に開催することができました。
どなたでもご参加いただける観察会として、出入り自由の催しには、約15名の方々がご参加くださいました。中には初めてご参加くださる方もいらっしゃり、新たな出会いも生まれる一日となりました。
今日の天王森泉公園では、泉館でそば同好会5名がそばを打ち、15名の生き物観察会の人たちが集まり、朝から忙しい日となりました。
観察会では、春から初夏へと移り変わる自然の中で、トウバナなどの草花やヤミイロカニグモがアシナガクモをだべている様子や「蜘蛛の子を散らす様」をじっくり観察。緑のトンネルを抜けるような散策路には、風に揺れる木々の葉音と鳥のさえずりが心地よく響き渡り、まるで自然に包まれているかのような時間が流れました。
参加者の皆さんからは、「季節の変わり目を肌で感じられてよかった」「普段は見過ごしてしまうような小さな命にも目が向いた」など、嬉しいお声をいただきました。
次回の観察会も、自然を愛する皆さんと共に、四季の移ろいを分かち合える時間となることを願っております。お気軽にご参加くださいませ。