
4月に入り、竹林の敷わらの下から竹の子が顔を出し始めました。竹林にも本格的な春の訪れを感じる季節です。先週4月5日には、地面から顔のぞかした竹の子に目印の竹杭を60本打ちました。
そして本日、竹の子掘り体験で使用する20本と、セリ販売用の20本に「番号を打つ」という大切な作業を行いました。この日は、これまで長年にわたって竹林を見守り、管理されてきた先輩ボランティアの方が、竹の子の選び方や番号決めの方法を丁寧に教えてくださるという貴重な機会でもあり、記録としてビデオ撮影も行いました。
まず、「親」と呼ばれる収穫しないたけのこを6本選定。これは将来の竹林を担う大切な存在です。その後、たけのこ掘り体験用の20本の番号付けを行っていきました。
体験は5組ずつ竹林に入って行われるため、竹の子の選定も工夫が必要です。1番から5番までが近接しすぎず、かつ掘りやすい大きさのものをバランスよく選びました。この工程を4回繰り返し、合計で20本の番号を決定。
その後、セリ販売用のたけのこ20本にも番号を打ちました。こちらもサイズや場所、質を見極めながら、丁寧に選定しました。
新たな命が芽吹く竹林の中で、先輩方の知恵と経験を受け継ぎながら行うこの作業は、私たちにとっても学びと喜びの詰まったひとときでした。たけのこ掘り体験にお越しになる皆さまにとっても、素敵な思い出になるよう、心を込めて準備を進めております。
どうぞお楽しみに!