朝晩は涼しさを感じるようになったとはいえ、10月は残暑だという、秋のないまま冬になってしまうのだろうかと思う昨今。弁天坂を歩いていたら、シロバナマンジュシャゲを見つけました。マンジュシャゲといえば、やはり赤のイメージでお彼岸の頃から10月にかけてよく目にします。漢字では「白花曼珠沙華」と書き別名は白花彼岸花です。彼岸花といえば、お彼岸の頃に咲くから、墓地の近くに咲くから、毒があるから、などといった理由で、あまり良いイメージはありませんが、曼殊沙華は仏教の法華経に出てくる天界の花のことです。また、「めでたいことが起こる兆しに天上から降ってくる花として仏典に載っている」「天界に咲く花」という意味があるそうです。花言葉は「また会う日を楽しみに」です。
公園に入り、湧水の森には、黄色いハチミツソウの花が咲いていました。黄色い色がとても元気良く感じ、赤い曼殊沙華と共に秋風にたなびいて咲き誇っています。是非、公園に見に来てください。