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野草園の冬の作業に土作りがあります。
くわくわ森から出る落ち葉を、12月から2月の間にたくさん集め、堆肥箱に詰め込み1年保存します。本来なら年に数回、天地返しと言って上下入れ替えることで、上質の堆肥ができるのですが、ここでは1年間放りっぱなしです。
なぜなら、この箱にはカブトムシの幼虫がたくさん生息しています。ちょっと手を入れると丸々と太った幼虫が出てきます。そのおかげでフカフカの堆肥ができます。
今年も堆肥を取り出す季節になりました。
スコップで掘り出すわけにいかないので、まずは手作業で幼虫を掘り出し一時保護をし、いなくなったところで堆肥箱に入り、少しずつバケツに入れていきます。ボランティアも年ですので1/3ずつ片付けることにしました。できた腐葉土はバケツ44杯分。
野草園の肥料として使います。森で出た落ち葉は公園で使うように心がけています。