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ボランティア作業:ワサビ田整備

 湧水の森にあるワサビ田は、横浜市の公園になる前の安西家がワサビを栽培しており、そのまま残す事にしたそうです。

公園になって23年、景観だけでも維持していこうと手入れをしています。

 4月ごろまでは、ワサビに花も咲き葉も綺麗に残っているのですが、初夏から夏にかけスジグロシロチョウ、カブラハバチが飛んできて卵を産み、孵化した幼虫がワサビの葉を食べ尽くします。 その頃、ここはホタルも羽化するので、あまり立ち入れず幼虫退治ができません。

 そんなことで、夏はワサビ田が荒れた状態になってしまいます。 特に今年は大風などでワサビ田の頭上の木が3本も折れ、ぶる下がっていたので落ちる危険もあり手入れもできませんでした。 草も生い茂り水の流れも見にくくなってきたので、まずは折れた枝の処理をする事にしました。

始めに釣竿を使って糸を木にかけ、それからロープにつなげます。なお枝を落とすときは、ヘルメットが必要なので、このあとヘルメットは着用しました。

太いロープにして引いて見たり、長いノコギリで切ってみたりと格闘をしてやっと落としました。

 


落とした枝は結構太く、仕事中に落ちてきたら危ないところでした。2本目、3本目も同じように

ロープをかけ引っ張ったところ、うまく落ちてきたので、安心して仕事ができます。

新しい苗も植え水の流れも良くなったワサビ田