
湧水の森にあるワサビ田は、横浜市の公園になる前の安西家がワサビを栽培しており、そのまま残す事にしたそうです。
公園になって23年、景観だけでも維持していこうと手入れをしています。
4月ごろまでは、ワサビに花も咲き葉も綺麗に残っているのですが、初夏から夏にかけスジグロシロチョウ、カブラハバチが飛んできて卵を産み、孵化した幼虫がワサビの葉を食べ尽くします。 その頃、ここはホタルも羽化するので、あまり立ち入れず幼虫退治ができません。
そんなことで、夏はワサビ田が荒れた状態になってしまいます。 特に今年は大風などでワサビ田の頭上の木が3本も折れ、ぶる下がっていたので落ちる危険もあり手入れもできませんでした。 草も生い茂り水の流れも見にくくなってきたので、まずは折れた枝の処理をする事にしました。