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森のシャンデリア

 くわくわ森のキンラン・ギンランは終わり、森のシャンデリアと言われるエゴノキの花が開き始めました。

2㎝大の白い花が枝先に下がり、花の蜜を求めてマルハナバチたちが飛び回っています。

ブンブン羽音を立てて飛ぶ丸っこくって大きめハチは花蜂の仲間でコマルハナバチ、静かにしていれば人は刺しません。

お尻をプリプリ降って、花に潜り込んで蜜を吸う様子が可愛いです。 この蜂たちのおかげで受粉ができ実をつけ、それが野鳥のヤマガラの餌になります。

ヤマガラが堅いタネをくわえて枝に止まり、つついて食べようとして落としたり、食べきれない時に埋めたタネが、良い環境であれば芽が出てきて育ちます。

 また、枝先に小さな白い花をたくさんつけたガマズミも森の中でたくさん咲いています。この木もキムネクマバチやアブなどによって受粉をし、秋に赤くて少し酸っぱい実をつけます。 この実は野鳥たちの大好物、たくさん食べて、たくさんフンをし、その中に混ざっているタネが森のいたるところで育っています。 ウグイスカグラ、マユミ、ニシキギ、カマツカ、ムラサキシキブ、これらも野鳥の大事な食料、くわくわ森は昆虫と野鳥たちが作っている森です。

ガマズミ 

鶯神楽ウグイスカグラ ほんのり甘くて美味しい実、野鳥たちの大好物なので、森にたくさんはえています。

真弓マユミ

草苺クサイチゴ 甘くて美味しいイチゴです。見つけて口の中にポィっとする前に、よく見て!!

小さな虫たちが先に味見をしているかもしれません。