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台風24号の爪痕

30日から1日未明、神奈川県を通り過ぎた台風24号は、今までにない大きな被害を天王森に残していきました。

横浜では最大瞬間風速38.5m(am0:31)

 

まずは全体の様子です。

館の周りを取り囲んでいる木々の葉の色が1日で変色しました。

紅葉ではありません、塩害と思われます。あの強風で、海岸の潮風が運ばれ吹き荒れたため、落葉樹の木の葉と、野の花苑の草花の葉がほとんど茶色く枯れてしまい、ハラハラ落ちています。 これから咲く野菊の葉がチリチリに縮れています。  緑に見えるのは、スギやヒノキ、常緑樹だけです。 

天王森だけでなく、和泉川沿いのサクラの木の葉も茶色になっています。

幸い田んぼの稲穂が倒れることはありませんでしたが、草木があのように枯れるということは、

なんらかの被害はあるかもしれません、心配です。

 

それだけではありません。

くわくわ森に入ると惨憺たる有様です。太いコナラが数本倒れたり折れたりし、クヌギやそのほかの木々の大小の枝葉が森中に散乱しています。  この状態ではボランティアでは手におえないので、プロに片付けをお願いしました。

高い部分で枝が折れ、かかり枝になっているところもあり、もう少し片付くまで森の立ち入りは

禁止にしますのでお許しください。  写真を見ていただければ納得されると思います。

 

 


      和泉川沿いの桜並木