5月1日の観察会の日に、見晴らしの丘のエゴノキにオトシブミがたくさん下がっているのを見つけました。
よく探してみると製作者がいました。
エゴツルクビオトシブミのメスです。
首が短いのがメス、長いのがオスです。
まずはメスがエゴの葉の主脈をかじってしんなりとさせ、葉を2つに折ります。
次に葉を巻き始めるのですが、ここいら辺でオスが来て交尾をします。
ところがもう1匹のオスが来て、葉を巻き込んでいるメスの上で、邪魔をしています。
時間があればこの顛末をじっくりと眺めたかったのですが、他に観察をするものもありどのような結果になったのかは不明です。
調べてみるとメスは葉を巻き込む途中で交尾をし、葉の中に産卵してからもさらに巻き、綺麗に仕上げ終わるのに1時間半ぐらいかかります。
この間、オスは上に乗っているだけで手伝いません。 なんということ!!
エゴノキにあるたくさんのオトシブミ、6〜7ミリくらいのメスがせっせと作ったものです。