自然

自然 · 2025/06/04
 昨年の6月、「天王森の初夏」と題した写真ギャラリーを開催いたしました。自然をこよなく愛する三島柴胡さんから、おたふくあじさいの一枚をご提供いただきました。  その写真は、見る人を一瞬戸惑わせるほどの深い赤紫。とても紫陽花とは思えない、不思議で魅力的な色彩に包まれていました。...

自然 · 2025/05/29
 5月の下旬、季節は春から初夏へと静かに移ろい、里山にもさまざまな生命の息吹が満ちてきました。この頃、天王森では蛍の光がちらほらと観察されはじめ、いよいよこの土地ならではの幻想的な季節が到来です。...

自然 · 2025/05/14
 天王森泉公園を散策するのが気持ちのよい季節になりました。今日は、くわくわ森北口から公園に入り、ロウバイの道を抜けた先で、思わず足を止めてしまう光景に出会いました。...

自然 · 2025/05/01
五月の午後、くわくわ森を歩いていると、思わず足を止めてしまいました。湘南台の方向に目を向けると、森の中段に広がる地平線の上に、まるで白い絨毯がたなびいているかのような景色が広がっていたのです。 それは、ミズキの花でした。...

自然 · 2025/04/23
雨の森で出会った謙虚な花  春の雨に濡れる森を、キンランの生育状況を確かめて歩いていると、思いがけず心を奪われる光景に出会いました。歩道の外、竹込みの奥にひっそりと、それでいて確かな存在感を放ちながら咲いていたのは、楚々とした花色が印象的なエビネの群生でした。...

自然 · 2025/04/23
 先日、ボランティアの方から「キランソウ」という植物をご紹介いただきました。別名を「地獄の釜の蓋(じごくのかまのふた)」と呼ばれるそうで、その由来を調べてみなさいねといわれ、調べてみました。...

自然 · 2025/04/16
山芍薬(ヤマシャクヤク)、儚くも美しい一日限りの花  本日、副会長から電話をいただきました。もしかすると、スタッフの方から連絡がいったのかもしれません。内容は、「山芍薬が開花した」との嬉しい知らせでした。...

自然 · 2025/04/03
 くわくわ森からの帰り道、見晴らしの丘から泉館を見渡すと、雨に濡れた江戸彼岸桜が静かに佇んでいました。その横には、若葉が鮮やかな河津桜の新緑が芽吹き、春の彩りを添えています。黄昏たコブシの向こうには、満開の山桜が咲き誇り、幻想的な風景が広がっていました。...

自然 · 2025/04/02
 天王森泉公園の勝手口に咲く紅三又の花。その甘い香りに誘われて、朝と夕方になると雀が何十羽も群がり、一心に蜜を吸っています。その光景はまさに春の恵みを楽しむ小さな生命たちの宴。...

自然 · 2025/04/02
4月となり、山々の景色が移り変わる頃、ガマズミの新緑が目に鮮やかに映ります。山桜がその役目を終え、風に舞う花びらが春の終わりを告げるとき、ガマズミのギザギザした葉が一斉に芽吹き、力強い緑で山を彩ります。...

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