朝からぐずついた空模様となった、4月29日(水)。
湿り気を帯びた空気のなか、水曜ボランティアの皆さんが、竹林の斜面の上のほうに残っていた“最後のたけのこ”を掘り上げてくださいました。
しばらく途切れていたたけのこ販売も、今朝から再開。
正門に掲げた、たけのこの絵を描いた看板に引き寄せられるように、人の流れは朝から絶えることなく続きました。
販売したたけのこは13本。玄関から消えていくように手に取られ、11時には完売。これで最後のたけのこも、すべて出尽くしました。
水曜グループは、先週から手をかけていたグリーンカーテンの編み込みと、事務所側の設置を淡々と仕上げていきます。
少しずつ、けれど確実に、季節は初夏へと傾いていく気配です。
園内には、こいのぼりと兜。
その下で、ひとりのコスプレイヤーと、それを囲むように二人の撮影者が、静かにシャッターを重ねていました。
「写真を撮ってもよろしいですか」と声をかけると、コスプレイヤーの方が手を振って応えてくださり、その仕草だけが、かすかな明るさとなって残りました。
五月まつりを待ちながら、4月は静かに終わろうとしていました。







