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「いっずん」かかし

~かかし展示の撤去と天王森まつりへの準備~

 少し曇り空が広がる11月5日(水)。秋の深まりを感じる冷たい風が田んぼを渡る中、今日は水曜ボランティアの皆さんと一緒に、田んぼに設置していた「かかし展示」の撤去作業を行いました。9月17日から田んぼを彩ってきたかかしたちも、稲刈りが終わり、いよいよその役目を終える季節です。

 展示されていたのは、泉区のマスコットキャラクター「いっずん」かかしと、「ラーメンマン」のかかしの2体。どちらも地域の子どもたちや来園者に親しまれ、田んぼの風景を賑やかに彩ってくれました。

 朝一番、ボランティアの皆さんが協力して慎重に引き上げ作業を行い、無事に天王森まで運び込みました。長い間、風雨に耐えてきたかかしたちは少し色褪せながらも、どこか誇らしげな表情を見せているようでした。

 その中で天王森で作成された「いっずん」かかしを、11月9日(日)に開催される「天王森まつり」で展示する準備を進めました。設置場所は前庭のモッコクの木の横、旧清水製糸場と書かれた銅板のモニュメントの後ろに決定。祭り当日は太鼓の演奏が予定されているため、演奏に支障がなく、なおかつ来場した子どもたちが写真を撮りやすい場所を皆さんで相談しながら選びました。

 「いっずん」かかしは、天王森ボランティアとスタッフが心を込めて手づくりした作品で、その明るい表情とカラフルな衣装が印象的です。「子どもたちが一緒に写真を撮って、笑顔になってくれたらいいね」と、作業中も自然と笑顔がこぼれました。設置が完了すると、前庭の風景にすっと溶け込み、祭りの賑わいを先取りするように温かい存在感を放っていました。

 次の日曜日はいよいよ天王森まつりの本番。賑やかな太鼓演奏と人々の笑顔の中で、「いっずん」かかしが再び皆さんをお迎えします。長い季節を見守ってきたかかしに、また新しい物語が生まれることでしょう。