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七夕飾りお焚き上げ(笙の演奏と共に)

七夕飾りのお焚き上げは、日本の伝統的な行事であり、星に願いを込める風習です。

 天王森泉公園では、6月28日から7月7日までの期間、ボランティアとスタッフが用意した、折り紙で作った吹き流しや星の付いた短冊に、訪問された皆さんからそれぞれに願い事を書き込んで頂き、色鮮やかな糸や飾り紐で星や短冊を結び付け、館内の竹の葉に括り付けて頂きました。その短冊の数は112柵にもなりました。

そして、7月7日の午後3時に、竹林前の広場でお焚き上げを行いました。お焚き上げは、願い事を煙に乗せて天に届けるという意味があります。

お焚き上げの際に、何時も竹林で雅楽の楽器の笙(しょう)や篳篥(ひちりき)を練習されている方に、笙(しょう)を吹いていただき、火を点け、天に向かって願い事が叶うことを祈りながら、心温まるひと時を過ごしました。