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ニホンアマガエルの旅立ち

自然観察会でくわくわ森側溝斜面に、ニホンアマガエルの小さな姿を10匹近く見かけました。

中には写真のようにまだ尻尾がついたカエルもいました。

公園に来る人と話していると、カエルは水の中で暮らしていると思っている人が多いのです。

子どもたちの中には、捕まえてわざわざ水の中に離す子もいます。

カエルの中にはトウキョウダルマガエルのように、

田んぼで暮らしているのもいますが、アマガエルは森の中や草地で暮らします。餌となる小さな昆虫がいっぱいいますから。

5月の森、お腹の大きいカエルが見つかります。

 

5月末からホタルが飛び交う頃、森から道路を渡り、田んぼで鳴き声をかわして相手を見つけ、産卵します。

6月中旬、田んぼを覗くとオタマジャクシがいっぱい見つかります。

7月、天王森公園の田んぼに、子供たちが植えた苗もしっかり生え揃った頃、小さなアマガエルが水から上がり、広い車道を横断して側溝で一休みし、森へと入っていきます。

すごい冒険ですね! 館の裏庭「野の花苑」でもたくさんのアマガエルたちが葉っぱの上で見つかります。

小さなアマガエルは2㎝弱です。