自然 · 2019/07/05 ニホンアマガエルの旅立ち 自然観察会でくわくわ森側溝斜面に、ニホンアマガエルの小さな姿を10匹近く見かけました。 中には写真のようにまだ尻尾がついたカエルもいました。 公園に来る人と話していると、カエルは水の中で暮らしていると思っている人が多いのです。 子どもたちの中には、捕まえてわざわざ水の中に離す子もいます。 カエルの中にはトウキョウダルマガエルのように、 田んぼで暮らしているのもいますが、アマガエルは森の中や草地で暮らします。餌となる小さな昆虫がいっぱいいますから。 5月の森、お腹の大きいカエルが見つかります。 5月末からホタルが飛び交う頃、森から道路を渡り、田んぼで鳴き声をかわして相手を見つけ、産卵します。 6月中旬、田んぼを覗くとオタマジャクシがいっぱい見つかります。 7月、天王森公園の田んぼに、子供たちが植えた苗もしっかり生え揃った頃、小さなアマガエルが水から上がり、広い車道を横断して側溝で一休みし、森へと入っていきます。 すごい冒険ですね! 館の裏庭「野の花苑」でもたくさんのアマガエルたちが葉っぱの上で見つかります。 小さなアマガエルは2㎝弱です。 tagPlaceholderカテゴリ: 夏(6〜8月)