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初夏の野の花苑

 竹林の橋横に九階草クガイソウが薄紫の花をつけています。山地に咲く花は難しいのですが、せせらぎの涼しさを気にいり元気に育っています。 葉が9段になると花がつくと云うので、名がつきました。

 

 橋の上からワサビ田を見ると、薄水色の勿忘草ワスレナグサが群生しています。水辺の花を取ろうとした青年が、川に流されるとき恋人に「私を忘れないで」と言ったことからつけられました。園芸種と区別するように真勿忘草シンワスレナグサと呼ばれることもあります。

 

 もう一種類、薄紫と白い花が咲く香りの強い花が川緑カワミドリです。沢などに群生し緑色に見えるからこの名がついたと云う?よくわからない説明ですが、昨年この花に、幸せを呼ぶ青いハチ、ルリモンハナバチが蜜を吸いに来ました。今年も来てくれると良いのですが!