自然

自然 · 2025/02/06
 わさび田から流れ出る湧水の小川。そのほとりに佇む一本のアカシデが、夕暮れ時にひときわ美しく染まります。  アカシデの名は、新芽や若葉が赤みを帯びることに由来し、「シデ」は果穂が垂れ下がる様子を表すといいます。  ...

自然 · 2025/02/05
 天王森泉公園の自然を愛する皆さまに、春の訪れを告げる嬉しいお知らせです。  野の花苑の下倉庫の横にあるいろはかえでの根元には、毎年立春の頃に福寿草が顔を出します。今年は2月1日に開花の記録がありましたが、あいにくの天候で蕾しか見られずにいました。...

自然 · 2025/02/05
 今朝、2月5日の公園への田んぼ道は、今年初めての氷点下となり、霜で真っ白に染まっていました。登ってきた朝日がその霜を照らし、キラキラと輝く光景はまるで銀世界のようです。...

自然 · 2025/01/30
昨日、スタップさんが帰る時間を遅らせて水を撒いてくれたので、今朝、急いで野の花苑に向かうと、このシモバシラができていました。1年に数度しか出会えない(朝の気温が1〜2度、晴天、無風の条件と出来れば9時30分前)という、この自然の造形美に、思わず見とれてしまいました。...

自然 · 2025/01/23
 昨日、今日と、まるで3月中旬のような暖かさが続いています。1月の中旬だというのに、春を思わせる陽気に包まれています。そんな中、いつも木曜日の朝にいらっしゃるボランティアさんから「見晴らしの丘に小さくて可愛い白い花が咲いている」との情報を受け、早速一緒に見に行ってみました。...

自然 · 2025/01/08
天王森泉公園の玄関を入ると、泉館と弁天坂との間に丸い石垣が迎えてくれます。その石垣沿いの坂を登る途中で、沈丁花の花が咲き始めています。まだ蕾は赤く色づき始めたばかりで香りは感じられませんが、その鮮やかな葉に包まれた赤い蕾が凛と立ち、訪れる人々を迎え入れているようです。 この風景を見ていると 「淡き光立つ 俄雨  いとし面影の沈丁花...

自然 · 2024/12/26
今朝の天王森泉公園も、気温が3度と厳しい冷え込みとなりました。しかし、そんな中でくわくわ森の北入口にひっそりと春の兆しを感じさせる光景が広がっています。それは「蝋梅(ロウバイ)」です。この時期にしか見られない花で、半透明で鈍いツヤのある花びらが特徴です。その姿がまるで「蝋細工」のようだと例えられることから、その名が付けられたと言われています。  黄色く香り高い蝋梅の花は、少し下向きに咲き、控えめながらも気品を漂わせています。その芳香は、冬の澄んだ空気に溶け込み、訪れる人々の心を和ませてくれます。一見すると目立たない花ですが、その存在感は冬の厳しさの中で、春の訪れを静かに予感させる貴重な存在です。  寒さの厳しいこの季節、天王森泉公園を訪れてみてはいかがでしょうか。くわくわ森の北入口と湧水の森を散策しながら、この「蝋梅」の美しさに触れ、冬の自然の素晴らしさを感じていただけたら幸いです。春への思いを胸に、寒い季節も元気に乗り越えましょう!

自然 · 2024/12/25
 冬の朝、天王森泉公園の野の花苑を目指して坂道を上ると、大池のほとりに大きなシモバシラが姿を現しました。この日は今年一番の寒気が来た特別な朝で、今まで見た中でも一番大きな霜柱(シモバシラ)が育っていたのです。...

自然 · 2024/12/19
 天王森泉公園の野の花苑を訪れると、竹林へと続く小道の入り口にひっそりと佇むコクサギの木に出会うことができます。この小さな灌木は、緑豊かな葉を左右交互に2枚ずつつくコクサギ型葉序をしています。その姿は控えめながらも、竹林への入り口を彩るように存在感を放っています。...

自然 · 2024/12/18
 先々週、泉館の裏手、大池の手前で見つけたボケの花。まだ寒さの残る季節に、たった一輪だけ咲いているその姿には、なんとも言えない生命力を感じました。そのままにしておくのが惜しくなり、枝ごと切り取り玄関に飾ることにしました。...

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